■「これが僕の回答である。1995‐2004」押井守
2004年4月4日 読み物
「イノセンス」の公開に合わせた本なんでしょうね。先月発行。
ただし、中身はイノセンスに関するものではなく、雑誌連載を纏めた単行本で、押井の映画監督というものへの姿勢とか、創作に関すること、アニメーションについてなど、多彩。
押井監督、という人に関心のある人には、面白い読み物。
イノセンス上映に合わせた特別番組だとか、パトレイバーなどのDVDについてきた特別インタビューだとかで、押井監督のしゃべる姿とか主張っていうのは、なんとなくみえてくるものだ。
そういう前提で読み始めたので、意外性というのはあまり感じなかった。
あえて言うなら、思ったよりもユーモアのある人だな、という感じかな(笑)。
人と直接的に向き合うのは苦手なんでしょうね。
その意味で、すごく動物に対する視線は単純で、彼の犬や猫に向ける愛情の素直さが、人間のソレへのまどろっこしさとなって感じられます。
それにしても、好きなものだけ作ってきたという姿勢は、ある面ではとてもうらやましく感じるなあ。
もちろん、それだけのリスクを負っているし、そのための努力もしているんだけどね。
現在上映中の映画の後は、しばらく充電期間に入るとか。
また次の作品で、どんなものを見せてくれるのか、楽しみにしています。
ただし、中身はイノセンスに関するものではなく、雑誌連載を纏めた単行本で、押井の映画監督というものへの姿勢とか、創作に関すること、アニメーションについてなど、多彩。
押井監督、という人に関心のある人には、面白い読み物。
イノセンス上映に合わせた特別番組だとか、パトレイバーなどのDVDについてきた特別インタビューだとかで、押井監督のしゃべる姿とか主張っていうのは、なんとなくみえてくるものだ。
そういう前提で読み始めたので、意外性というのはあまり感じなかった。
あえて言うなら、思ったよりもユーモアのある人だな、という感じかな(笑)。
人と直接的に向き合うのは苦手なんでしょうね。
その意味で、すごく動物に対する視線は単純で、彼の犬や猫に向ける愛情の素直さが、人間のソレへのまどろっこしさとなって感じられます。
それにしても、好きなものだけ作ってきたという姿勢は、ある面ではとてもうらやましく感じるなあ。
もちろん、それだけのリスクを負っているし、そのための努力もしているんだけどね。
現在上映中の映画の後は、しばらく充電期間に入るとか。
また次の作品で、どんなものを見せてくれるのか、楽しみにしています。
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