気になるフレーズ

2003年12月8日
今日は、稲垣吾郎の誕生日なのだそうだ。そんなわけで、ラジオでSMAP「世界に一つだけの花」が。

この歌を聞いて、いつも思うことがある。
歌詞自体はメッセージ性のある前向きなものだと感じるのだけど、その中の一つのフレーズ、「仕方ない」がすごく気になるのだ。

歌詞の中でのこのフレーズの使われ方は、沢山の綺麗な色彩に囲まれながらどれも選べずにちょっと困ってるような、そんな微笑ましいほんわかしたシーンを切り取ったものだと思う。

ただ、自分の中では「仕方ない」っていう言葉は、かなりネガティブなイメージがあるのだ。

諦めというか、少し投げやり感が入っているというか。もうどうでもいいや、と捨て鉢になっているような、そういう、あんまりよろしくない雰囲気。

気になって辞書で調べてみたけど、やっぱり「仕方無し」という単語の使用凡例はネガティブなもので。

なので、曲調も聞きやすく、全体の歌詞のテーマもわかってるんだけど、いっつもこの言葉を耳にした瞬間、もう少し違った言い回し(言葉)はなかったのかな、と思ってしまうんだな。

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日曜に見た映画とか〜。
この週末はなんだか沢山消化できた。ヨシ(笑)。

●「交渉人」
三池監督、三上主演。WOWOWのドラマ。

コンビニ強盗が逃走中、偶然病院に逃げ込んでしまう。
犯人達の要求、警察側の要求、それらの均衡を保ちながら、被害者解放にむけて活躍する交渉人をメインに扱ったドラマ。

原作は同名の小説らしい。

最初、鶴田真由と聞いてあまり食指が動かなかったものの、最近ハマってるドラマで三上さんが気になってるので、再放送を見てみた。

ストーリーは二時間弱と多少短めなものの、内容はかなり濃く、ミステリ性も含んだ面白いドラマだった。意外に楽しめて、ラッキー。

犯人たちの行動や、犯罪の動機なども納得できるもので、駆け引き場面はスリリング。

これで、WOWOWのドラマは二本目だけど、どうもこのドラマシリーズは安心してみられる感じですな。

HDD には「愛と資本主義」も溜まってるので、これも楽しみ。

●「夜会の奇跡」中島 みゆき
今までの夜会のダイジェストと、新生夜会としてまだ映像版の出てない「ウィンター・ガーデン」を含むもの。

うちには過去の夜会映像版はすべて揃ってるので、ちょっと今回のこの売り方に納得がいかないんだよね。

ダイジェストだけなら、見送ればいいだけなんだけど、これに映像版としては新作となる「ウィンター〜」を含めるってのは、ヒドイよ〜。これじゃ、手にいれざるを得ないじゃないか(T_T)。

夜会は、舞台としての流れも大事なものだと思うから、ダイジェストというスタイルもちょっともったいないなあって、思ってしまう。

なので、今回過去の舞台の部分的なピックアップをみながら、「ああ、このあとのシーンがいいんだよねえ」「これは、この前のシーンがないと、勿体ないなあ」と、残念でした。

ただ、夜会を知らなくて、プロジェクトXとかで彼女をしった層が、夜会って名前のDVDって沢山あって、どんなのかわからない。なんていう人が、その雰囲気をみるのに手をだしてみる、という素材としてはこのDVDはお得なのかもしれない。

だから、もしそういう人がいるなら、是非一本ちゃんと夜会をみて下さい!!!って、ホント強く思います。

みゆきさんの歌を中心に映像をみたいのなら、夜会Vol.3「邯鄲」(とか、夜会Vol.4「金環食」)、物語重視でみたいなら夜会Vol.7「2/2(にぶんのに)」(とか、夜会Vol.6「シャングリラ」)がわかりやすくてオススメ。

それにしても、完全映像版の「ウィンター・ガーテン」は出るんだろうか。
是非、一回目のほう(谷山浩子が出てたほう)で、発売されることを祈ります。

では、また。

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