文庫本

2003年11月18日
指輪がおよそ一冊一週間ペースだったので、その次に読み始めたのがさくさく進んで、ちょっと面白いぐらい(笑)。

そういえば、文庫本のフォントサイズ(文字の大きさ)が今のサイズになってどのぐらいたっただろうか。

なんか私が小説を読み始めた頃から比べると、どんどん文字が大きくなってきている。

そして、本はどんどん一冊の値段が高くなっていて、文字あたりの対価は10年くらい前に比べてすごく高くなってませんかね。
って、小説に対して文字あたりいくらか、なんて無意味な計算かもしれないけどさ。

それにしても、もともと日本の本は欧米と比べて高いらしい、というのは耳にしたことがある。

たとえば、輸入物のペーパーバックなどは紙の質は悪いし印刷も美しいとはいい難い。だから、日本の文庫本は紙がいいし、印刷も綺麗だから、ペーパーバックに比べてある程度高価なのは納得できる部分もあるけど…、それにしてもやっぱり高いと思う。

では、値段の点を除けば今の文庫に満足しているかというと、それも違う。

私にとって、今の文庫本の平均的な文字の大きさが、どうも大きすぎるような気がしてならない。

特に、最近新潮文庫と講談社文庫をみることが多いのだけど、なんかデカくないですかね。
創元SF文庫ぐらいの文字サイズが、感覚的にはとてもしっくりくるんだけど、こういうのは個人差が大きいのかなあ。


■「陋巷にあり (10)」酒見 賢一
文庫で揃えはじめてしまったので、単行本で既に完結しているシリーズですが、のんびり読んでます。

(9)までの話が一区切りついて、ようやく今度は孔子の話に戻るかと思えば、意表をついて孔子の母、微在の話とは。
それにしても、13巻で完結ってことは、物語の流れとして10巻ともなれば見えてくるのかなと思ったのだけど、全くわからず。

この物語は一体どこに行くんだろう。

では、また。

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