指輪

2003年10月15日
予定通り、遅くまで残業。
九時半ぐらいに駐車場に向かいながら、先に帰ってるはずの相棒に「10時からのドラマの録画お願い〜」とメールする。
了承の返事が来たので、安心して帰宅。その後ちょっと疲れて見る気力がなかったので、明日眺めることにして、録画状態を確認してから、NHK のニュースなど眺めていた。

ふと、レコーダをみると録画の赤い光が消えている。時間は11時5分すぎぐらいか。
第一話なのに、めずらしく一時間以内だったのかーと思いながらも新聞でチェックした、ら…、ちゃんと11:09まで、って書いてあるしー。
えええええ〜!?

「ね、録画ちゃんとやってくれたよね?」と聞いたら、「うん。ちゃんと11時までにしたよ〜」…。
…しくしくしく…それじゃ、最後のところが入ってませんて(T_T)。

泣きながら抗議するも、すでに時遅し。そんな話をしているうちに終了時刻過ぎてるし。

まあ、最後の部分って、次回の頭にちょっと流すこともあるから、大丈夫…かもしれないんだけど…。
その時間、自分がちゃんと家にいたのに録りそこねたというのも、悔しい。
それにしても、ちゃんと新聞チェックしろっての。もう!

立腹しながらも、まあ仕方ないし…、と風呂上がりの髪を乾かしながら、ようやく一巻を読了。

昔読んだ時よりペースがあがってる気がする。あと、やっぱ映画のイメージが頭に入っているので、顔や声を想像しやすいのがいいですね。特に登場人物が多いから、イメージでキャラを判別しやすいってのは、とても助かりました。

■「指輪物語 旅の仲間(上)」J.R.R.トールキン
指輪を捨てる旅の始まり、始まり。
映画にもなってストーリーはなんとなくではあっても、知っているだろうから、省略。

そういえば、友人は映画を先にみて感化されて原作にちょっと手を出してみたけど、訳文がどうしても合わなくて大変、と言っていたのを思い出した。

この指輪物語の前に訳者の瀬田さんは岩波書店から児童向けファンタジーとして「ホビットの冒険」を訳してた。
おそらく、その続編ともいえる指輪を訳すにあたって、そのままの文体でいくことにしたことから、今のような子ども向けの文章で指輪は訳されたのだと思う。だから、普段日本のエンターティンメント小説しか読まない人にとっては、馴染みのない文体かもしれない。まあ、これは児童書に慣れてる人にはあんまり苦にならないと思う。

それとは別に、日本での出版が1977年であることから来る単語の古さも、やっぱりちょっと気になるのかもしれない。

訳者が瀬田さんだから当時としても多少古い日本語を使ってるのかな、と思うのはうがった見方かなあ(^^;。いや、私は結構瀬田訳が好きなほうなんでいいんだけどさ。
とはいえ、いまどき「野伏」って単語の表す職業(ちょっと違うケド)がわかる人って、特に子どもには少ない気がする(^^;。

旅の仲間(上)は、フロドが裂け谷の入り口で黒の乗手たちの手から、辛くも逃れたシーンで終了。
映画だと、アルウィンが呪文を唱えて川の水を増幅させて幽鬼たちを濁流に飲み込ませた、あのシーンですな。

(下)は、ようやくエルロンドの御前会議だ〜。
順調、順調。

では、また。

>> 磯野コンブ さん
リンクさせていただきました。
ゴボウを食べるのは日本人だけだって話、昔聞いたことがあります。ホントに「だけ」かは知らないのだけど(^^;、実際めずらしいようですね。外国の方と話をしたことはないのだけど、やはり違う文化圏の方との会話って面白そうだなあと思いました。私が小学生のときに ALT とかあったら、今ほど英語嫌いにならずにすんだかもしれない…(って、無理かな〜(^^;)。
よろしくおねがいします〜。

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