映画三昧
2003年9月5日今日までの仕事を仕上げながら、夜の映画を待ち遠しく思う。
久々に単館系ので面白そうなのが重なったのだ。明日から時間割が変わってしまうので、今日のレディースデイを利用して、三つ梯子する予定。
少し残業して、夕飯でビールを飲みそうになって慌ててソーダ水をお供に。
食事のあと支度をして、スクーターで隣町の映画館に出発。
●「WATARIDORI」
ひたすた渡り鳥を追いつづけるドキュメンタリー映画。ガンが隊列を組んで空を飛ぶ姿はとても美しいのだが、カメラが近づいていくにつれ、あの小さな身体を懸命に動かして羽ばたく姿に、単なる美しさだけではない、崇高なものを垣間見た気がした。
おおくはガンの渡りだったが、白鳥の素晴らしい羽ばたきや、鶴の優雅なダンス、そして重量級とも見えるペリカンの隊列は迫力満点の見ごたえ。
映画の流れとしては、南から北への移動と、ラブシーズン、子育て、そして帰りの旅。というもの。
ほとんどの鳥たちは、生まれたばかりの雛と親のカラーリングが違っていて、雛な生まれた場所の土地の色に、親は渡り先の土地や途中通過する山や木々の色に似ているのが、おもしろかった。
にわか鳥博士になれます(笑)。
●「おばあちゃんの家」
韓国映画。仕事を探す間、田舎のおばあちゃんの家に預けられた少年と、祖母との姿を描いたもの。
おばあちゃんは聞こえない人なので話せない。しかも田舎の一軒家に住んでいる経済的には貧しい生活をしている。そこに、都会からわがまま放題に育てられた少年がやってくるのだから、問題が発生しないはずがない。
しかし、おばあちゃんは叱りもせず怒りもせず、淡々と自分と少年の面倒を見つづける。
驚くのが、おばあちゃんの役をやった老女が、俳優ではなく、ほんとうに田舎に暮らす普通の人だったということだ。
年を重ね、人生のいろいろを経験しつくしたような味のある表情と、少年を無言のまま見つめつづけるその姿は、役者という職業が歩み寄る余地もない。
途中、わがままでケンタッキー・チキンを食べたいという少年に、おばあちゃんは鶏を食べたいのだと了解して、煮た鶏を出してくれた。
少年は当然怒り出すのだが、そんなことより私はあの鶏が美味そうで美味そうで…(笑)。
字幕では煮た鶏となっていたが、多分サムゲタン。くうう、食べてえ(違)。
最後、じんわりと涙ぐんでしまう、ほんわかとした静かな映画でした。
●「ゲロッパ!」
タイトルの意味が全然わからなくて、あのタイトルってどうよ、と職場の同僚と話していたら、「あれは英語の歌で、歌詞がゲロッパって本当に聞こえるんだよ」と教えられた。
それってどんな歌?
そしたら、偶然ラジオでこの映画「ゲロッパ!」で使われている曲だという紹介で、ジェームズ・ブラウン「セックス・マシーン」がかかった。
…本当にゲロッパってゆってるしー(爆)。
それで興味をもってみてみました。
西田敏行も嫌いじゃないし、常磐貴子ちゃん大好きなので、ラッキー。しかも、山本太郎さんまでいる!!
キャストは、お金かかってるな〜という感じで、岸辺一徳とか99の岡村とかトータス松本とか、とにかくTVでよく見る顔ばかり。
ストーリーもよくある、といえば確かにそうなんだけど、見せ方が巧いのか、とても楽しめるエンターティンメントに仕上がっていた。
貧乏ヤクザの親分が刑務所に入る前に叶えたい願いは、二つ。ひとつは、昔から大好きなジェームズ・ブラウンに会うこと。そしてもう一つは、26年前に別れたきりの娘に会うこと。
そんな親分の願いを叶えるべく子分たちはジェームズ・ブラウンの誘拐をたくらむのだった。それを知らずに親分は娘を探しに行く。
この主軸の物語に、内閣調査室員の隠密行動や、そっくりさんによる物まねショーの興行が交差したドタバタコメディになっています。
ほんと、面白かった!これはもう一回みてもいいかも。
では、また。
久々に単館系ので面白そうなのが重なったのだ。明日から時間割が変わってしまうので、今日のレディースデイを利用して、三つ梯子する予定。
少し残業して、夕飯でビールを飲みそうになって慌ててソーダ水をお供に。
食事のあと支度をして、スクーターで隣町の映画館に出発。
●「WATARIDORI」
ひたすた渡り鳥を追いつづけるドキュメンタリー映画。ガンが隊列を組んで空を飛ぶ姿はとても美しいのだが、カメラが近づいていくにつれ、あの小さな身体を懸命に動かして羽ばたく姿に、単なる美しさだけではない、崇高なものを垣間見た気がした。
おおくはガンの渡りだったが、白鳥の素晴らしい羽ばたきや、鶴の優雅なダンス、そして重量級とも見えるペリカンの隊列は迫力満点の見ごたえ。
映画の流れとしては、南から北への移動と、ラブシーズン、子育て、そして帰りの旅。というもの。
ほとんどの鳥たちは、生まれたばかりの雛と親のカラーリングが違っていて、雛な生まれた場所の土地の色に、親は渡り先の土地や途中通過する山や木々の色に似ているのが、おもしろかった。
にわか鳥博士になれます(笑)。
●「おばあちゃんの家」
韓国映画。仕事を探す間、田舎のおばあちゃんの家に預けられた少年と、祖母との姿を描いたもの。
おばあちゃんは聞こえない人なので話せない。しかも田舎の一軒家に住んでいる経済的には貧しい生活をしている。そこに、都会からわがまま放題に育てられた少年がやってくるのだから、問題が発生しないはずがない。
しかし、おばあちゃんは叱りもせず怒りもせず、淡々と自分と少年の面倒を見つづける。
驚くのが、おばあちゃんの役をやった老女が、俳優ではなく、ほんとうに田舎に暮らす普通の人だったということだ。
年を重ね、人生のいろいろを経験しつくしたような味のある表情と、少年を無言のまま見つめつづけるその姿は、役者という職業が歩み寄る余地もない。
途中、わがままでケンタッキー・チキンを食べたいという少年に、おばあちゃんは鶏を食べたいのだと了解して、煮た鶏を出してくれた。
少年は当然怒り出すのだが、そんなことより私はあの鶏が美味そうで美味そうで…(笑)。
字幕では煮た鶏となっていたが、多分サムゲタン。くうう、食べてえ(違)。
最後、じんわりと涙ぐんでしまう、ほんわかとした静かな映画でした。
●「ゲロッパ!」
タイトルの意味が全然わからなくて、あのタイトルってどうよ、と職場の同僚と話していたら、「あれは英語の歌で、歌詞がゲロッパって本当に聞こえるんだよ」と教えられた。
それってどんな歌?
そしたら、偶然ラジオでこの映画「ゲロッパ!」で使われている曲だという紹介で、ジェームズ・ブラウン「セックス・マシーン」がかかった。
…本当にゲロッパってゆってるしー(爆)。
それで興味をもってみてみました。
西田敏行も嫌いじゃないし、常磐貴子ちゃん大好きなので、ラッキー。しかも、山本太郎さんまでいる!!
キャストは、お金かかってるな〜という感じで、岸辺一徳とか99の岡村とかトータス松本とか、とにかくTVでよく見る顔ばかり。
ストーリーもよくある、といえば確かにそうなんだけど、見せ方が巧いのか、とても楽しめるエンターティンメントに仕上がっていた。
貧乏ヤクザの親分が刑務所に入る前に叶えたい願いは、二つ。ひとつは、昔から大好きなジェームズ・ブラウンに会うこと。そしてもう一つは、26年前に別れたきりの娘に会うこと。
そんな親分の願いを叶えるべく子分たちはジェームズ・ブラウンの誘拐をたくらむのだった。それを知らずに親分は娘を探しに行く。
この主軸の物語に、内閣調査室員の隠密行動や、そっくりさんによる物まねショーの興行が交差したドタバタコメディになっています。
ほんと、面白かった!これはもう一回みてもいいかも。
では、また。
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