人のふりみて

2003年9月1日
使えない同僚よりも最悪なのは、頼りない上司。

就職してからお世話になった上司や先輩は、仕事の上で、皆尊敬できるすばらしい人たちばかりだった。
だからとても自分の勉強にもなったし、仕事の上での困難も、同僚とも協力して解決してくることができた。
それが、とても恵まれたことだったなんて、全然自覚がなかった。

数年前に作業の変更が発生して、上司がかわった。最初から自分とは、対人的に合わないタイプだったのに加え、仕事上でも全然役にたたない上司だったんである。
この経験をして、はじめて自分がそれまでとても恵まれた環境にいて、仕事をしながらも勉強させてもらえていたんだってことを自覚したのだ。

あれからいろいろあって、ようやくその上司との縁も切れ、新たな環境で仕事をするようになった。
今の上司は、やはりいい人で、仕事のこなし方も尊敬できるし、クリエイティブな発想にも感心してしまう。そして、部下を使うのが、とても巧い人だなということにも気がついた。

部下の足りない部分を、注意したり叱ったりするのではなく、アドバイスを与えながら部下がその足りない部分に気づけるように導いてくれるのだ。
そして、人間関係も潔いものがあって、他人の欠点を口にしない思慮深さがある。

ひるがえって、自分はどうだろう。
後輩などに対する仕事の教え方は大丈夫だろうか。接し方にも問題はないか。
少しはそういうことも考えながら行動しなくてはいけないのかも。

では、また。

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