今日の映画

2003年7月20日
夜のWOWOW放送と、HDDに録画しておいたものを一気に消費。

「マチルダ」
ロアルド・ダール原作の映画。ダールはイギリス人(らしい)が、舞台はアメリカのようでした。

両親に恵まれなかったマチルダは、ほとんど知的教育を受けさせてもらえない環境にいた。しかし、彼女の特異な能力を使いながら、四歳にして街の図書館で本を読めることを知り、貪るように知識を蓄えていく。やがて学校にいくことになったマチルダだったが、その学校は恐るべき校長の支配する学校だった…。

マチルダという少女を通した、痛快なコメディになっています。聞いた話ですが、どうやらダール自身はイギリスの寄宿校の出だそうで、その時の不幸な経験から学校という存在を嫌っているそうな。そのせいでこの物語に出てくる学校という舞台も、かなりヒドイ描かれ方をしています(まあ、それも笑いもポイントとなりますが)。

原作(?)は児童書だそうで、最近英語の児童書を読み漁っている相棒が、読んだことのある物語だとかで、結構楽しんでいるようでした。

「少林サッカー」
既に有名?な少林寺拳法を普及するための手段として、サッカーを選んだという主人公が繰り広げるメチャクチャなCGコメディ(笑)。

いやあ笑ったねえ。腹がよじれそう(^^;。

昔中国映画で…というかジャッキー・チャンの映画でかな、ワイヤーアクションを見たときも、あまりに不自然に浮かぶ身体とかみて笑ったものだけど、そういう笑いと共通のCGの浮き加減が笑えました。

ストーリーも単純でわかりやすいと思うです。
とにかく元気になりますな。

「海辺の家」
ヘイデン・クリステンセンが出るということで、ちょっときになってみた映画。ヘイデンは、StarWarsエピソード2でアナキンを演じた青年です。

余命数ヶ月と診断された建築家が、最期の夏を交流の断絶していた息子と過ごす。その過程で、あらたな家を作りつつ、息子と、別れた妻との関係を修復していくという物語。

ヘイデンの不良メイクが、笑えるほどスゴい。自分の部屋の壁にマリリン・マンソンのポスターが張ってあるという典型的な排他性の表現がちょっと陳腐にも見えたけど。

でも、息子が次第に父親を理解していき、そして素直になっていく様子は、ちょっと現実離れしているようにも見えました。実際、これだけの軋轢のある関係が、あの一夏で修復できてしまうほど、現実は単純ではないと思うし…。

それでも、物語として感動のお話ではあります。主人公が最期に病室から眺めた、ライトアップされた海辺の家は、きれいでした。

では、また。

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