今週の映画

2003年6月6日
またまたいってきました。金曜レディースデイ。

「シカゴ」
同時上映のほうを目当てにいったら、二本立てのこちらが最初でした。ブロードウェイミュージカル原作の映画だってことぐらいの前知識で見たのですが、それなりに面白かったです。

原作はフォッシーの振り付けによるミュージカルですが、映画はすべて新しい振り付けになってました。

もちろん、見て面白いし、ダンスも素晴らしかったけど、個人的には舞台でみたかった。
映画へのアレンジ方法としてはとても巧く構成されていたし、演出もすごかった。
でも、やっぱりダンスのシーンや歌のシーンは、生のほうがもっとずっと迫力があったと思う。

これは、例えば劇団四季の舞台をTVで見たり、宝塚の公演をTVなどでみて、「すごい!でも生だったらもっと凄いだろうな!」と思う残念さ。
だから、映画としての良さとは別の残念さです。

ただ一つ個人的に気になったのは、ロキシー役の女優が、私にはあまり魅力的に見えなかったことでしょうか(^^;。好みの顔ではないってだけで、凄く上手だったし、いいんだけど…(^^;。

「めぐりあう時間たち」
原題はThe Hours。ニコール・キッドマンとかメリル・ストリープで話題の映画。
ヴァージニア・ウルフとその作品「ダロウェイ夫人」をキーワードに、三人の女性の一日を描いたもの。

最初、三つの時代のそれぞれの朝が描かれるのだけど、最初誰が何の役なのかがわからなかったのと、外人の顔を覚えるのが苦手なことも重なって、登場人物の立場が全然わからなかった(^^;。まあ、だんだん見ていけばわかってくるんだけど。

生きるということ、死を選ぶということ、個人の中でのそれらについての考えなどを掘り下げて考える映画になっているので、「シカゴ」のようなエンターティンメントを見たあとだと、ちょっとギャップが辛かった(笑)。

少し難しい映画だと思ったけど、こういうのは時間をかけて自分の中で作用してくるのかなあとも思う。
ニコール・キッドマンもいいけど、メリル・ストリープがなかなかよかった。


帰ってきたのは、2時半。
眠かった…。

では、また。

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