好きな作家、数えてみると意外にたくさんいて、自分でもちょっとびっくりしたりする。

とりあえず、新刊が出たら即買いな作家は、神林長平と、茅田砂胡かなあ。

作家というより、作家のあるシリーズ限定で続巻は即買いというのもある。でも、作家名をみて、中身も見ずに買えるのは、私は上記の二人です。
自分にとってハズレがない、というのが最大の理由でしょう。

もともと作品が好きになると、作家にまで興味がいくのは、私がミーハーだからかなあ。

だから、森博嗣なんかは、最初はデビュー作の評判を聞いて、好奇心から読み始めたけど、今では、彼の文章を書く姿勢とかに興味があって、作品を追っかけている、という部分があります。

実際、森作品のなかで一番好きなのは日記シリーズ。Webサイトで2001年まで毎日更新されていた日記が、順次幻冬舎から単行本で刊行されてるけど、これなんかWebで一旦読んでいるにもかかわらず本も買ってるし。
あと、集英社新書から出てる『臨機応答・変問自在』も、森さん独特の教育者としての姿勢とか、対峙する姿に興味があって読んだわけだし。

それでも森博嗣はまだ小説作品にも、それなりに好きなところもあって、小説/エッセイの両方を読んでますが、すでに本業?のほうは読んでない人もいます。

主に角川文庫で新刊を出してる、銀色夏生。このかたは、詩集を出しているから詩人…なのかなあ。

創作物を発表しつつ、毎年一冊日記を出しています。角川文庫『つれづれノート』がソレで、すでに10年ぐらいになるのかな。

毎日の様子が明け透けに書かれているのが、最初びっくりしたけど、彼女の創作に向ける気持ちとか、マジョリティへの鋭い観察なんか、結構うなずけるものがあって、なぜか毎年買ってしまいます。

で、詩のほうはというと、学生の頃は、その静かな雰囲気が気に入って、何冊か手にいれたけど、今では好んで読まないなあ(^^;。もともと、私が詩を読むことをあまり好まないこともあるし。

私の中でめずらしい出会い方をした作家は、菅野彰でしょう。

BL関係の小説は、すでにほとんど(商業誌では)読まなくなっていた時期に出会った作家だったので、彼女の作品も、友人から評判を聞いて、知ってはいたけど読んだことはなかったのでした。

でも、ある時、雑誌Wingsで伸たまきの「パーム」シリーズを立ち読みしてて(笑)、偶然みつけた…というか、ましろさんのかわいいイラストに惹かれて読んでみたエッセイが爆笑もので、なんか面白い人だなあと名前をみたら、菅野彰だった(笑)。
それからしばらくして、本屋で『海馬が耳から駆けてゆく』の一巻を発見、即購入。以来、このエッセイシリーズはデフォルト買い。

それで、エッセイの文章を読んでもなかなか面白い雰囲気だなあと興味をもって、現在シリーズ買いしてるのが「毎日晴天!」のシリーズなのでした。
BL卒業した筈なのに…と、一巻を買う時に、かなり葛藤があったけど、菅野さんの文章に負けました(爆)。
まあ、読んでみて、バリバリのBL(秋月こうみたいな?(^^;)じゃなかったのが、多少の救いかもしれない…。

先日、友人から『ベトナムよちよち歩き』を貸してもらって、読みました。>菅野さんの旅エッセイ
やはり、この人、私のツボにはまる…(笑)。

では、また。

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