レディースディ

隣町の映画館は、金曜がレディースディで、1000円になります。
もともと宵っ張りの私は、最近このレディースディを目当てに金曜の夜を狙って、映画を見るようになりました。

仕事から帰宅して、ご飯を食べてから、家族の帰ってくるのを待ってスクーターを借りて、出発。映画が終わると終電がなくなってしまうし、駐車場は高いので、スクーターなのだ(^^)。台風がきそうだったので、レインコートも準備ぬかりなく。

「アカルイミライ」
同時上映のほうを目当てにいったのだけど、始まったのはこちらが先でした。

オダギリジョーが主演で、なかなか難しい役柄をちゃんと演じてましたねえ。浅野忠信は、あれは演技が下手なのか、ああいう役なのかちょっとわかりづらい役どころ。ただ、ストーリー上、守というキャラクターそのものが謎を孕んだものだったから、まあこういうものかも。藤竜也はかなりよかったです。味わいがある顔がストーリーにあってました。

映画のあらすじは、よくわからな系でした（謎）。ちょっと他人に「こういう話だったよ」とは言えない、いろんなことを雰囲気や映像で伝えているもので、お話の筋は多分あまり重要ではないのかも。
アカクラゲの美しい描写が印象的でした。

「刑務所の中」
ミリタリーマニアが高じて、とうとう銃刀法違反でつかまってしまった漫画家・花輪和一の実話を元にした映画。
罪状が罪状なだけあって、本人はとっても普通の人。そんな人が刑務所ですごしたほのぼの刑務所ライフがコミカルに描かれています。

いやあ、主人公のハナワを演じていた山崎努がスバラシイです。どちらかというと、主人公の周りのキャラがクセのある人たちばかりで、彼はその傍観者的なキャラなんだけど、それがちゃんとしっかりと演じられている。いや、これは、すごい。

もともとお気に入りだった、香川照之さんが見れたのもうれしいし、チョイ役の椎名桔平、窪塚洋介、大杉蓮も個性的で、楽しかった。
かなりオススメ。


両方見終わったのは、午前一時半。
まだ雨が降ってなかったので、急いで帰宅。家の近くで雨が降ってきたけど、なんとか濡れずに帰ってこれてよかった。

丁度他にもまだ見たい映画が今はあるので、来週もいけたらいこう。

では、また。