英語コンプレックス

2003年5月10日
学校の授業でも、あまり点数がよくなかった教科のひとつが英語でした。

もともと小説(お話)を読むのは好きだったので、リーダーの教科書の予習として、単語を調べながら、英語のお話を訳しつつ読みすすめるのは、好きだったんだよね。

ただ、もともと記憶力が乏しくて(笑)、テストとなるとてんでダメ。スペルは覚えられないし、文法も覚えてないんだもん。これじゃ、テストの点がいいわけがない(笑)。

ただ、それでも、英文を辞書をみながら翻訳していく過程で、英語独特の言い回しを知ったり、日本語への訳し方を考えてみたりというのは、好きだったんだよね。

自分が小説を読みまくるようになった時期と同じくして、翻訳小説を読むようになった。
そうすると、今度は翻訳者の好みが出てきて、困ったことになるんです。
物語はなんだか面白い、その世界観がとても共感できる、キャラクターたちの今後が気になる〜。
と、思っても、その訳文がどうしても自分の好みに合わない、っていうのが翻訳小説の時にもあるんです。

これが、もともとが日本語の小説だったら、「ああ、この作家の本は苦手だなあ」となるんですが、翻訳ものを読んでるときは、「この翻訳者でなければ、もっと楽しく読めたかもしれない…」と悔しくなるんだよねえ。

そういう経験を何度かすると、当然思うのが「ペーパーバックをすらすら読みたい」という欲求。

おそらく性分として、自分で訳しながら楽しむこともできると思うんです。もちろんプロの翻訳者にはおぼばないのはわかってるけど、それも含めて自分なりに楽しめるだろうな、と。

ただ、当然それには時間がかかる。英文を見て、辞書と突き合わせて、もちろん辞書に出てこない単語にも遭遇するだろうし、…そんなこんなをしてたら、絶対一冊を読みきるのにものすごい時間がかかるのは必死。

ただでさえ、いつも未読の本を抱えてる状態で、これはムリだろうな、というのは簡単に想像できるわけで…。

というわけで、英語コンプレックスなんです。
いいなあ読める人は。いいなあ話せる人は。

ここ数ヶ月、英語にハマってる相棒のせいで、家には洋書があふれてます。そして、それをリビングで読んでる姿をみると、うらやましいなあととってもとっても思ってしまう。…ので、つい、読んでると背中どついたりしてしまったりして…(^^;。

ごめん、相棒。八つ当たりだ、これは。

では、また。

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