バブル経済が破綻して、不況になった。
と言われ始めたのは、もうかなり前からだと思う。

一時は身近な部分でその不況を感じたりしたものの、最近では最悪な状況はなんとかやりすごした感じがあって、今のサイクルに慣れてきたというところだと思います。

マスコミなどで未だに「不況を吹き飛ばそう」とか、「不況にまけず」なんていう枕詞があったりするけど、もうそろそろなんか違うのじゃないかな、とも思ったりする。

過去の栄光っていう言い方で、昔の絶頂期を懐かしみ、それを忘れられず現状を嘆くような人は、普通軽蔑されたりするよね。

それと似ていて、昔の昇給率とか昔の就職率と比べて、現状がそれに追いついてないから「不」況だっていうの、なんかもう違わないかな?

不況に陥った!と日本中で騒ぎ立てた時代に小学生だった子どもたちが、そろそろ就職する年代にまで育っています。

前と同じぐらいの「景気のいい」時期をめざして、「復興」「復旧」させようとするのではなく、現状が「普通」という感覚になって、そして上を目指して頑張る、というほうがなんか格好良くはないかね?

意識の問題かな、と思うんですよ。

自分の立ってる位置が「前より低い」と嘆いて、もとの場所に戻ろうとするのって、精神的にしんどいんじゃない?
それより、自分の立ってる位置から上を見上げて、
「あそこに行こう」と奮い立つ気分っていうの、大事だと思うんだ。

バブル景気だと呼ばれた時に社会で働いていた人たちにはもしかしたら難しいかもしれないけれど。
でも、そういうことを知らないで、たった今、現在、社会に出ようとし始めた人たちは、そういう考え方ができるのじゃないか。と、思います。

だめ?

では、また。

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